実勢価格と公的評価
実勢価格とは?売出価格・査定価格との違い
最初に答え
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実勢価格・売出価格・査定価格の区別
3つの価格は、価格が決まる場面と根拠が異なります。売出価格が2,500万円でも、実際に2,300万円で合意したなら、広告の2,500万円を成約事例として扱いません。
| 価格 | 意味 | 確認内容 |
|---|---|---|
| 売出価格 | 販売を始める際の提示額 | 広告条件・価格変更・掲載時期 |
| 査定価格 | 不動産会社による売却見込みの評価 | 比較事例・条件調整・想定期間 |
| 成約価格 | 売主と買主が合意した契約額 | 契約時期・土地と建物の範囲 |
実勢価格を確認する材料には、実際の取引の情報を使います。査定は見込みであり、売買契約とは別です。査定を依頼する際の確認事項は土地査定の方法と根拠で詳しく説明しています。
土地だけの価格を面積で割る計算例
土地の取引価格が2,400万円、面積が120㎡なら、㎡単価は20万円です。単価へそろえると、面積が異なる事例を比較しやすくなります。以下は説明用の仮定です。
24,000,000円 ÷ 120㎡ = 200,000円/㎡
別の100㎡の土地へ掛けると参考総額は2,000万円ですが、同じ単価を使える土地条件かの確認が必要です。接道や形状が異なる土地へ機械的に当てはめません。
土地と建物を合わせた総額2,400万円を土地面積で割っても、土地だけの単価にはなりません。中古住宅・マンションの事例は、土地単独の比較から分けます。
公開取引データを実勢価格の材料にする際の限界
国土交通省の不動産取引価格情報は、取引当事者へのアンケート結果などを、物件が容易に特定できないよう加工した情報です。地域の取引を知る材料になりますが、すべての売買を完全に収録した一覧ではありません。
価格には丸め処理があり、個別の条件に合わせた価格補正は行われていません。1件の取引を地域全体の相場とせず、時期・用途・面積・前面道路などを確認して複数の事例を比較します。
- 取引範囲:土地単独・土地と建物・農地などの区分
- 取引時期:年・四半期
- 面積条件:対象地に近い地積と規模
- 利用条件:住宅・店舗などの用途
- 立地条件:所在地・最寄駅・道路条件
- 情報の欠落:未表示項目・丸め・個別事情
データの性質:不動産価格情報の制度と用語。
公示地価・評価額と実勢価格が違う理由
実勢価格の意味から売却相場の調査へ
意味を理解したあとは、所有地の条件を整理し、近隣の取引事例を探します。比較可能な事例の単価を確認し、査定で条件差の説明を求める順序です。
自己調査の手順と、価格帯を決める際の比較表は自分の土地はいくらで売れるかを調べる方法にまとめています。公式サービスの操作は国土交通省で土地価格を調べる方法から確認できます。
よくある質問
実勢価格はネット広告で分かりますか?
広告は売出価格の情報です。買主との合意額とは限らないため、実際の取引情報と分けて比較します。
査定価格と実勢価格は同じですか?
査定は見込みの評価です。売却条件や交渉によって成約額が変わるため、査定額の根拠と想定期間を確認します。
実勢価格が評価額より必ず高くなりますか?
一律の大小関係を個別の土地へ当てはめません。評価目的・時点・土地条件が異なるため、対象に近い取引事例を確認します。
出典・公式資料
制度・操作方法は情報確認日時点。掲載の計算例は説明用の仮定であり、特定の土地の評価・税額を示すものではありません。